看護師はお金持ちになれる?資産が増える3つのポイント

看護師はお金持ちになれるのでしょうか?

看護師で働いていて、いわゆる「お金持ち」はまず見かけないと思います。(医師と結婚したなどは別ですね)

ではどうやっても看護師は自分の力で「お金持ち」になることは難しいのでしょうか?

現在看護師として働いている方も、これから看護師を目指す方も、仕事のやりがい以外にも「お金」のことはとても重要で、気になるところですよね。

今回は一般的なお金持ちについて考えながら、看護師である私たちが目指すべきポイントをまとめたいと思います。

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看護師は「小金持ち」から目指す?

「お金持ち」の定義を確認して、看護師の目指すべきところを整理してきます。

結論を先に記載すると「小金持ち」を目指すべきだと思います。解説していきますね。

金持ちとは

ここで「お金持ち」を定義づけしてみます。漠然と「お金持ち」といってもどれくらいかが、世間のお金持ちかわからないですよね。

「お金持ち」の定義(野村総研の統計データに従っています)を、段階づけにわかりやすく図に示してくれているので、以下に添付させていただきます。

「リベラルアーツ大学」というとろこで公開している図で、掲載許可もありますのでお借りしました。(見にくい場合は図をクリックして拡大してください)

リベラルアーツ大学より

野村総研のデータをわかりやすく図にしてくれていますよね。

これが「資産の5段階」分けで、いわゆる「大金持ち」は純金融資産保有額が1億円を超えた人々となっています。

ちなみに、これらの富裕層に多い職業は①事業家②不動産オーナー③開業医と言われています。

いわゆる「事業で当てた人々」ですので、真似をする、看護師で目指すのは難しいですね・・・

医師での格差も激しくて、勤務医の場合は「お金持ち」になっている方は少ないといわれています。

明らかに看護師よりは給料が多いのですが、マネーリテラシーの低い医者は多いようです。

看護師が目指せるところ(誰でも目指せる!?)

それでは看護師はどの程度を目指せるのでしょうか?医師に負けない資産運用が行えるのでしょうか?

看護師の平均給料を確認してみます。

看護師の給料(収入)の平均は?源泉徴収票から自分の年収も理解

上記サイトにまとめていますが、看護師の平均年収は、

約480万円

と公表されています。

看護師の収入だけでは、とても富裕層にはなれそうにないですね・・・

実際の看護師は「一般家庭」である、純金融資産額3000万円未満ばかりだと思います。

しかし、お金の管理の仕方、運用によって「小金持ち」である「ちょっと裕福〜そこそこ裕福」は看護師の給料であれば誰でも目指せます。

ちなみに、この「小金持ち」は日本人の上位8.4%程度の水準だそうです。

看護師でもそこまで目指せるなら目指したいですよね。

ただ、それには考え方と実践が必要ですので、まとめていきます。

ちなみに、看護師の視点で情報をまとめていますが、この考え方であればいわゆる一般的な職業の人であれば誰でも目指せる方法です。

看護師は安定していて、転職もしやすいなどメリット豊富ですが、収入では一般的ですからね。

ただ、「誰でも小金持ちを目指せる」のであれば、なんでこれほどまでに「小金持ち」になれていないのでしょうか?

小金持ちになるには一般的な収入があればいいのですが、「お金に関するミス」をしている人が多いので、資産が増えないそうです。(高給取りの医師に小金持ちですらない人が多いのは「お金のミス」が大きすぎるからですね)

小金持ちになるには「収入」「支出」「投資利回り」の3つだけをしっかり考え、これに関するミスをしないようにすれば十分目指せるといわれています。

この3つを詳しく解説していきます。

お金持ちは収入と支出、投資利回りの3つで決まる

収入、支出、投資利回り

繰り返しになりますが、「お金持ち」になるかどうかの資産を決めるには3つだけ考えればいいです。

収入

支出

投資利回り

この3つですね。ただ、これだけです。

さらにこの3つに「年数」を掛け合わせて計算式にあてはめると資産が導き出されます。

お金持ちはこれで決定!

(①収入ー②支出+③資産)×利回り×年数

この考え方がわかれば資産を増やしていくことができます。

なんか簡単そうな、拍子抜けするような式ですが・・・

看護師で働いていて、この式を考えたことなんてありますか?

看護師の平均年収でこの式を当てはめてみます。

1年目の例)

年収:480万円

年間支出:420万円(毎月35万円)

保有資産:100万円

=(480-420+100)×投資利回り7%=160万円×107%=171.2万円(これがまた保有資産へ)

こんな感じで年間の資産が増えていく計算になります。

*ここの年間支出には単純に毎月の生活費だけでなく、運用に回せない「数年後に使用する資金の貯蓄」や「生活防衛資金」も含んでいます。

では次の年はどうなるでしょうか?

2年目の例)

年収:480万円

年間支出:420万円

保有資産:171.2万円(1年目に溜まった資産より)

=(480-420+171.2)×投資利回り7%=231.2万円×107%=247万円(これがまた保有資産へ)

このように1年間で運用できた保有資産を次の年も運用に続けていくと30年後には

6800万円になっている計算になります。これが投資利回り(複利)の効果です。

30歳から始めても、60歳にはこれほどの資産が溜まっていることになります。

これだけみると、「そこそこ裕福」な小金持ちに到達できそうですよね。

*例題では年収で計算していますが、実際は手取りの年収になります

お金のミスをしない

計算上は平均年収でもこれほど資産を形成できるのに、なぜ60歳にこれほどの資産をもっている「小金持ち」が少ないのでしょうか?

それは、2つの原因があります。

2つのお金のミス

①支出をコントロールできていない

②投資利回りが少ない、活用できていない

ほとんどの人がこの2つのミスをしているので、実践すべき行動として1つずつ解説します。

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お金のミスをしない3つのポイント

①支出をコントロールする

看護師はほとんどが年齢とともに給料もあがりますよね。(これからの時代はわかりませんが)

ただ、給料があがった分、支出があがっているので手持ちにゆとり資金が残っていないことが多いです。

つまり、支出に関する考え方のミスがとても多いと思います。

「贅沢していない!」と思っている方も多いかもしれませんが、わかりやすい贅沢品ではなく、固定費にあたる「住宅」「保険」「車」「スマホ代」など、必需品に思える支出で支出のミスをしてしまっている人が多いです

「住宅」であれば、「住宅ローンを組めるだけ組んで新築を購入」のようなことをしていれば一生住宅ローンの支出に支配されて、ゆとり資金なんて作れません。

「保険」も日本人は必要以上に不要な保険に入っているので、不要な保険を解約すれば資金が作れるかもしれません。

「自動車」は必要品かもしれませんが、ゆとり資金を出すためには中古車などの購入を考えてもいいかもしれません。

「スマホ代」は最も簡単に節約できるものですね。格安SIMに変えるだけです。

これらの家計の見直しをするだけでも、支出を削減し、後で説明する「投資」に回せるゆとり資金を確保できます。

家計の見直しに関しては以下のサイトにまとめていますので参考にしてください。

正しく贅沢しよう!家計を楽にする考え方

都会であったらマイホームは購入しない、車ももたない、地方であったら自分に見あった住宅や自動車の購入を考え、いわゆる必需品と思われているものにかける支出を下げられるだけさげるだけで、大きな余剰資金が生まれると思います。

②投資利回りを確保する

2つめは、「投資利回り」についてです。(投資利回りを考えないミスをしている人は本当に多いです)

ただ銀行にお金を貯金していっても資産は一向に増えません。むしろ、インフレに負けてお金の価値が下がってしまうかもしれません。

そのため、少額からでもコツコツと投資に余剰資金をまわすことが必須です。

お金持ちは全員投資をしていますからね。自分の労働以外に、資産がお金を稼いでくれる仕組みがあることが重要なわけです。

そのときにぼったくりの手数料だけが高い投資信託などには絶対手を出してはいけません

投資して失敗している、利益があがらない、むしろ損した、・・・投資怖いとなってしまうのは、世の中のほとんどの投資信託が買うに値しないぼったくり投資信託だからです。

手数料のほとんどかからないインデックス投資が最もオススメしやすいですが、以下のサイトにもまとめていますので参考にしてください。

投資信託?インデックスファンドとは?【看護師の資産運用】

そして、自分の余剰資金、生活防衛資金、積立可能年数(現在の年齢)を考えて投資利回りの見込める商品を選択する必要があります。

例えば、米国株価指数のS&P500に連動した投資信託(楽天VTIeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)など)であれば、投資利回り5〜7%は見込める(長期で見た場合)でしょうし、米国に偏りたくなければ全世界の株価指数に連動した投資信託(楽天VTeMAXIS Slim全世界株式(日本除く)など)などでも同様な利回りが見込めます。もちろんこれらは100%株式で占めていますので、利回りが見込める反面、値動きもありますので、利回りが少なくてももっと安定して欲しい場合は債券が含まれている商品がいいかもしれません(eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)というバランスファンドなど)

人それぞれの資産や年齢、人生設計などで最適な商品が変わってきますが、それでも悩むほどの商品は実は数少ない投資信託だけです。

しかし、「小金持ち」を目指すのであれば株式の比率が高い必要があります。

資産運用では株式長期保有が重要な事実【看護師の資産運用】

より具体的な資産配分(ポートフォリオ)や投資信託商品については以下のサイトでも詳しく紹介していますので参考にしてください。

オススメの投資配分割合(ポートフォリオ)と投資信託商品

せっかく投資利回りが7%程度の商品で運用できても、利益に税金(特定口座で20%)がかかってしまっては資産の伸びも緩やかになってしまいます。(考え方によってはどんなに資産が多い人でも利益に対して一律20%の税金ですむともいえますが)

そのため、非課税で運用できるのあれば、非課税のメリットを利用しない手はありません。まずは国の優遇制度である「つみたてNISA」や「iDeco」を活用して投資利回りのメリットを最大限に活かす方法がベストになります。

つみたてNISAは資産運用の最適解【看護師の資産運用】

iDecoは老後資金のための優遇制度【看護師の資産運用】

「ネット証券」や「ネット銀行」も簡単に使え、これほど投資が誰でも少額から簡単に行える環境になった日本で、ぼったくりではない適切な投資によて資産を形成している人(特に医療従事者)は本当に少ないです。

このように「投資利回り」をしっかり確保することは、看護師が「小金持ち」になるための必要なステップになります。

③時間を味方につける:長期運用の効果

最後に、「時間」を味方につける重要性を理解することです。(時間を考えないというミスをしないことですね)

①や②をしっかり行っても、残念ながらすぐに「小金もち」にはなれません。

いくら投資利回りのいい資産に投資しても、1年で利益はそれほど得られませんよね。

しかし、コツコツと投資にお金をまわして、得られた利益も再投資して、長期運用を行えば確実に資産は拡大していきます。

投資利回りのよい株式は値動きがあります。〇〇ショックのような株の大暴落も間違いなくいつか起こります。そんなときも継続してコツコツと積立投資を行っていれば、最低10年は継続すれば投資元本以下になる可能性は限りなく低く、7%程度の投資利回りであれば十分狙えます(上記のような適切な商品を購入していた場合)。

もちろん株の暴落のような局面は考えないといけません。その時に「脱落せず」、「つみたて投資を継続」するには「生活防衛資金」と「暴落時の準備」を備えておく必要があります。

暴落(〇〇ショック)は常に覚悟と対策が必要!【看護師の資産運用】

【看護師の資産運用】まずは生活防衛資金を貯めよう!

最後に長期運用の効果をシュミレーションで示したいと思います。

毎月3万円の積立を①1年だけ行った場合と、②20年(つみたてNISAの非課税期間)行った場合で比較します。

投資利回りは7%を得られたとします。得られた利益は再投資しています。

以下の図は楽天証券の「積立簡単シュミレーション」を使用しました。

①1年だけの運用(非課税)

運用で増えた金額は赤ワクで確認すると・・・11,778円だけですね

②20年間運用継続(非課税)

運用で増えた金額を赤ワクで確認すると・・・840万円程度も増えていますよね。

最終的な積立金額は1562万円にまでなっています。

これだけ年数をかけると運用額が何倍も増えていくことがわかると思います。1年で1万円であったのが、30年で840万円ですからね。
長期運用は株価の変動リスクを下げるだけでなく、運用利益を再投資することで「複利」の力でこれほど資産を増やしてくれます。「時間を味方につける」ということですよね。
最後に「小金持ち」になるには資産3000万円以上の保有が目標ですが、到達案を2つご紹介します。
小金持ち①

25歳から55歳まで30年間コツコツと月3万円運用

運用で増えた金額で2500万円、積立総額3600万円に到達していますね。

小金持ち②

30歳から50歳まで20年間だが、頑張って月額6万円運用

運用で増えた金額は1685万円で、積立総額は3100万円に到達していますね。

①に比べると10年も期間が短いですが、月々6万円の積立でこれほどの資産が積み上がります。

(6万円は大きいですが、夜勤手当と残業手当分を投資にまわすくらいですかね。)

このように、「投資利回り」と「年数」があれば、看護師でも「小金持ち」への道のりは不可能でないことがわかります。
そのために重要なのが、「支出」を増やすようなお金のミスをしないことです。
長くなったので、もう一度3つのポイントをまとめます。
お金に関するミスのまとめ

①支出をコントロールできていないミス

②投資利回りを考えていないミス

③時間の重要性を考えていないミス

そもそも収入をアップさせる

転職を考える

当たり前のことですが、そもそも収入がアップすれば投資にまわせる資金が増えますので、小金持ちへの道は近くなります。(収入が増えた分、余計な支出を増やしたら意味がないですが)

看護師は特殊な職業で、昇進する(主任や師長になる)と必ず収入が増えるとはいいにくい職業ですよね。

主任や市長は時間外勤務がつけにくく(ブラック企業のようですが現実です)、勤務的に夜勤がないか少ない(夜勤手当は大きな収入ですからね)ため、実は役職のない夜勤もやっているベテラン看護師より年収が少ないなんてこともあります。

ですので、収入をアップさせるには、自分の職場で頑張るよりも、転職するほうが効率的かもしれません。

もちろん「看護」をしたくて看護師になっている場合、給料だけではないと思います。

それでも業務内容と収入のバランスを考えて転職することも資産形成するためにも正しい選択であると思います。

私は看護師ももっと収入や手当にシビアになって、仕事に見あった給料を受け取るべきであると考えているので転職は大いに賛成です。(実際に、給料が問題ではないですが3回転職していますし)

同じような業務内容で年収50〜100万円くらいは結構変わったりしますからね。(探して就職したもん勝ちですよね)

この点、医師はそもそもの収入が高いですので、お金のミスをなくすだけでも十分投資に余剰資金を回せますよね。

副業する

これは多くの人にな当てはまらないかもしれませんが、このような選択もあります。

「給料」以外から「収入」を得る方法ですね。ガッツリ行っている場合は「事業収入」になります。

しかし、「副業解禁」などど政府が公言していても、病院は副業禁止しているところも多いですから行っている看護師は少ないと思います。

それでも世の中では、「せどり」「動画編集」「プログラミング」「YouTuber」など、副業に乗り出しているサラリーマンも多いみたいです。

私のまわりでは、「せどり」に近い感じで「メルカリ」などを利用して適度に収入を得ている人はいます。

看護師業務が忙しくてそれどころではないかもしれませんが、このような道が簡単に行えるようになったのは現代で働いている私たちのメリットかもしれません。

ちなみに医師に関しては、大学で働く若手医師は給料が低くて、他の病院でバイトしていたりしていますね。

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まとめ

看護師は「お金じゃない」という業務内容であり、そう考えることを正義と思っている方もいるかもしれません。

それでもやっぱり自分の資産が安定してこそ、精神的にも経済的にも余裕を持って仕事が行えますよね。

そのためにも看護師は全員が「小金持ち」を目指すべきであると思います。

今回はそんな「小金持ち」になる方法として考え方と方法の概略をまとめてみました。

お金の考え方を学んで「お金のミスをしない」「適切な投資を長期間行う」だけで、小金持ちは十分到達できます。

(私たちも実践して、つみたての途中ではありますが精神的に楽になってきています)

今回の内容が「小金持ち」へのステップとして少しでも参考になれば幸いです。