コロナショック(大暴落)を受けて行った投資行動2つ

「コロナショックで株価の暴落をみると投資が怖い」

「今は株価が安いのでバーゲンセールとして投資のチャンス」

ここ最近はコロナショックの影響で、投資の世界でも様々な意見が飛び交っています。

投資を始めたばかりの方、とくにリーマンショック後から初めていい相場しか経験のない方は資産が減少したことに少なからず動揺している方もいるのではないでしょうか。

また、これから始めようとしている方にも、今後どうするべきか悩んでいると思います。

今回はコロナショックを受けて(これから再度株価が暴落する可能性はありますが)、私が実践している投資行動を参考までにご紹介していきたいと思います。

結論からいくと以下の2つのみです。

1:インデックス投資をコツコツとひたすら継続

2:米国高配当ETFの買い増し

それぞれ簡単に解説していきます。

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インデックス投資をコツコツとひたすら継続

まずは、投資を行う大前提として、「生活防衛資金」があること、「暴落時の備えを事前に考えておくこと」が重要と思います。

今回の暴落前の記事ですが、以下の2つの記事の理解は今回も重要で実践できましたので、是非参考にしてください。

【看護師の資産運用】まずは生活防衛資金を貯めよう!

暴落(〇〇ショック)は常に覚悟と対策が必要!

このような「生活防衛資金がある」「暴落時の覚悟をしていた」という安心感から、長期運用という目標に対して、今回の大暴落も精神的にほとんど影響なく、誤った投資判断をせずにいられ、なにより「気楽に」「夜もぐっすり眠れる」投資行動を続けられています。

今回暴落後に行った1つ目の具体的な行動は、

インデックス投資をコツコツとひたすら継続

これです。

私たち夫婦は「つみたてNISA」「iDeco」を最大限に利用したインデックス投資を中心に、教育資金・老後資金の資産形成をしています。

つみたてNISAは資産運用の最適解

iDecoは老後資金のための優遇制度

優遇制度を利用した資産運用ですが、今回の株価の低迷は資産形成において大きな意味もあります。

「ドルコスト平均法」の考えでは、株価が低下したときこそ同じ金額でより多くの株式を購入することができます。

ドルコスト平均法とは?簡単で効果的な購入方法

つまり、株価が正常に戻った、再度世界が成長し始めたときに(安いうちに買い続けていたことにより)大きな資産になるわけです。

長期期間では(これまでの長い歴史からは5年もあれば戻ると予想していますが)、世界株式市場は株価が戻り成長を続けると考えているため、コツコツと積立投資を継続することがベストと判断しています。

投資信託は「全米株式」「全世界株式」と株式中心ですが、自分のリスク許容度と長期間の投資期間を考えて商品選びをしています。

失敗しない!オススメの投資信託商品まとめ(2020年版)

最も悪い投資判断は、現在の株価の暴落にびっくりして、積立投資をやめてしまうことや、株価が下がったときに売ってしまって、損を確定してしまうことです。

もちろんコロナショックの影響で仕事を失った、収入が変化した場合は、一時的に減額や中止、最悪は売ることも考えないといけないかもしれませんが、そうならないためにも「生活防衛資金」が重要であるわけです。

非常事態は何が起こるかわかりませんが、私はインデックス投資に関してはむしろ今回の低迷相場は、将来のリターンを考えるとチャンスですらあると考えています。(積立投資を継続し、優良商品に投資していた場合)

米国高配当ETFの買い増し

2つめは、余剰資金があったため行った行動であります。

私たちの資産運用としては「老後資金」や「教育資金」の最低目標額は、「つみたてNISA」と「iDeco」と「安全資産(現金含む)」で到達できると判断して運用しています。

それ以外の「生活の質を上げるための投資」に関しては、老後を考えるとインデックス投資が正解の1つかもしれませんが、今まさに生活が豊かにならないことと、正直投資が退屈になってしまうことを考えて、米国高配当ETF投資を行っています。

もっと投資に詳しい方は、日本や米国の優良個別株(高配当株)を個別に買って、自分でポートフォリオを組んでいる個人投資家も多いと思います。

私は、そこまで会社や投資を研究できず、時間も割きたくないため、高配当も得られ、優良であり簡単に行える米国高配当ETF投資にしています。

米国高配当ETF投資の魅力は以下のサイトを参考にしてください。

米国高配当ETFのメリットとは?超おすすめの優良ETF3選!

そこで、今回のコロナショック後の2つめの行動ですが、

米国高配当ETFの買い増し

としています。

これまでの株式市場のチャートなどをみていても、2019年度が株価が好調すぎたこともあり、2020年2月末では一気に値下がりしました。

これだけ株価が安くなると「バーゲンセール」と騒ぎたくなる気持ちもわかります。

やはり少しでも資産運用をしている側としては、大前提の「生活防衛資金」や「積立投資」を崩さない範囲でやや投機的な意味も含めた買い増しはしたくなります。

これだけ安く購入できれば、株価が戻るだけで大きな利益が得られますからね。

ただ、本当に投機的に株を購入はしたくないので、しっかりと配当金として生活を豊かにしてくれる(喫緊で必要なければ再投資しますが)米国高配当ETFを選んでいるわけです。

自分のリスク許容度を理解して、安いうちに多くの口数を購入できる相場と判断しているため、スポットでETFを買い増ししました。

しかし、スポットでの買い増しは難しく、どのタイミングで購入すれば最もお得なのか悩んでしまい、さらに下がると損した気分になります。(みなさん経験があるかもしれません。。。)

ですので、ある程度買い増ししたら、残りの余剰資金を考えて、米国高配当ETFを定期買付することにしました。

具体的には毎週火曜日(何曜日でもいいですが)に合計2万円程度購入し、これを秋頃まで続けてみるつもりです。(もちろん余剰資金にも限度がありますので)

結果的には「3月に一括購入したほうが得だった」とうことになるかもしれませんが、いちいち悩んだり株価に左右されるのはやっぱり「気楽な」投資とは言えませんので、この方法にしました。(以下がその設定です)

米国ETFを自動定期買付できるのはSBI証券のみのサービスになります。

メリットや方法は以下のサイトに解説しているので参考にしてください。

SBI証券限定!「米国株式・ETF定期買付サービス」で自動積立

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まとめ

今回のコロナショックによる株価の暴落を受けて、行った投資行動についてまとめてみました。

長期分散積立投資を中心に考えている投資家にとっては、今回の暴落は全く問題ない(むしろ利益があがる局面)と考えています。

そのため、インデックス投資はそのまま継続しています。

しかし、株式市場が割安なのは間違いないので、個人的には優良な高配当ETFのみ買い増しをしました。

買い増し方法は一括方法、分割方法がありますが、今は分割方法のなかでも自動買付を設定して購入しています。

将来的に経済が回復し、成長することを信じていますので、「気楽に」投資活動を継続できています。

少しでも参考になれば幸いです。