金利100倍!?楽天銀行マネーブリッジは普通預金で最もオススメ!

「楽天銀行と楽天証券のマネーブリッジって一体何?」

「安全資産の保有手段としてマネーブリッジってどう?」

楽天のマネーブリッジについて知っていてもこのような疑問を持っている方もいると思います。

資産運用は「リスク資産」と「安全資産(無しリスク資産)」と分けて、自分のポートフォリオを組んでいくことが重要になります。

オススメの投資配分割合(ポートフォリオ)と投資信託商品

安全資産にもいろいろありますが、「楽天のマネーブリッジ」も資産の保管方法として人気があります。

なんといってもこの手法を使えば、普通預金が金利0.10%と圧倒的な高金利を実現できます。

今回はそんな楽天のマネーブリッジについて解説し、メリットについてまとめてみました。

スポンサードサーチ

マネーブリッジとは

出展:楽天銀行

まずはマネーブリッジについて解説していきます。

マネーブリッジとは

楽天銀行と楽天証券を連携させて、資金の入出金を自動で行えるようになるサービス

両方に口座を開設し、紐づけるだけで利用できる

銀行口座は当然のようにお金を預けておく場所ですよね。

証券口座は株や投資信託を購入する口座ですが、購入するには事前に証券口座にお金を入金しておく必要があります。

しかし、このマネーブリッジを設定しておくと、楽天銀行の口座に入っているお金をそのまま株や投資信託の購入に使えるので入金の手間がかかりません。

また、売却して得られたお金も自動的に楽天銀行の普通口座に移動してくれます。

以下がイメージ図です。

出展:楽天証券

楽天銀行をメイン口座に使っていたり、資金を貯蓄している人にとってはとても便利なサービスですよね。(ネット上で、しかも自動でお金が移動してくれるのは本当に楽です)

楽天としてはこの便利なサービスをつくることで、楽天銀行も楽天証券も口座開設数を増やしたい狙いなんでしょうね。

マネーブリッジのメリット:普通預金金利が100倍!?

出展:楽天銀行

マネーブリッジとして連携していることにはとても大きなメリットがあります。

マネーブリッジのメリット

①自動入出金が利用可能

②楽天銀行の普通預金が0.10%にアップ

①の自動入出金については先ほど説明したとおりに、ユーザーが利用しやすいようにしてくれています。

しかし、株や投資信託を楽天証券から購入する予定のない方にとっては不要かもしれません。

(投資信託を自動積立で楽天カード決済にしている場合も証券会社に入金しなくていいので不要でもあります・・・)

便利ではありますが、これだけでは大きなメリットとはいえません。

しかし、さすがは楽天。これだけではありません。

一番のメリットは②の楽天銀行の普通預金が0.10%にアップすることです。

ちなみに、大手の銀行の普通金利は以下になります。(2020年02月18日調査)

銀行 普通預金金利
三井住友銀行 0.001% (定期預金で0.01%)
みずほ銀行 0.001% (定期預金で0.01%)
三菱UFJ銀行 0.001% (定期預金で0.01%)
りそな銀行 0.001% (定期預金で0.01%)
住信SBIネット銀行 0.001%  (ハイブリッド預金で0.01%)

メガバンクや大手ネット銀行でもこの程度の超低金利なのがわかると思います。

個人的には住信SBIネット銀行は金利以上のメリット(以下のサイトで解説)があるので利用していますが、普通預金が0.1%にできる楽天銀行のマネーブリッジの凄まじさがわかると思います。

住信SBI、楽天などネット銀行がオススメ:地方銀行との使い分け

100万円を普通口座に入れていても、メガバンクでは1年で10円しか利息つきません。(全く増えませんね)

これが楽天銀行のマネーブリッジでは100倍の0.1%ですから、1000円になります。

*それでも利息はこの程度ですので、資産を増やす目的では「リスク資産」である株式の投資信託を保有するなどして資産運用が必要ですね。

安全資産として普通預金で保管するのであれば、100倍の金利が得られる楽天銀行のマネーブリッジが最もお得であることはわかるとおもいます。

ちなにみデメリットは、楽天証券を使う予定がなくても楽天証券の口座を開設しないといけないところですかね。

楽天証券はSBI証券に並んで、オススメの証券口座ですが、使用しない方にとっては開設しないといけないことが手間ですかね。

それでも口座の開設は無料でインターネットで簡単に行えますし、口座管理も無料でしてくれますので、デメリットは大したことなく、メリットが大きく上回っていると思います。

スポンサードサーチ

マネーブリッジを行うまでの手順

メリットがあるマネーブリッジですが、当然申し込みをしないといけません。

しかし以下の3ステップで完了しますので全然難しくありません。

マネーブリッジの申し込み手順

楽天銀行で口座を開設

楽天証券で口座を開設

(*①と②の順序は逆でも問題ありませんし、同時に申請もできます)

マネーブリッジの設定をする

①と②はホームページから口座の開設をするだけですね。

ただ、注意が必要なのは2つを開設しただけでマネーブリッジが自動的に設定されるわけではありません。

③にあるようにマネーブリッジを設定する必要があります。

マネーブリッジの開設ページから申請をすすめることもできます。

また、すでに開設済みの楽天銀行のホーム画面からマネーブリッジの管理画面にすすむこともできます。

以下のように特集コーナーから飛べることもあります。

ホーム画面の一番下にもマネーブリッジのページに飛べます。

マネーブリッジの設定を申し込んだ場合は、実際に設定されているか確認してみましょう。

マネーブリッジのページに飛ぶと、現在マネーブリッジが設定されているか確認ができます。

以下の赤丸のように「設定済み」になっていれば普通金利0.1%は適応されていることになります。

*青丸のように自動入出金(スイープ)は未設定でも金利0.1%は適応されるので問題ありません。

このようにマネーブリッジが「設定済み」になっていると、以下のように普通金利が0.1%になっていることが確認できます。

*注意!

優遇金利が適応されるのは、マネーブリッジを設定した翌月からです。

優遇適用で0.10%になっているのがわかると思います。

①〜③のステップだけで普通金利が0.10%と100倍になりますので、是非活用してみてください。

その他:マネーブリッジの優遇金利は無期限?利息はいつ?

優遇金利は無期限?

途中でマネーブリッジの設定を解除しない限りはずっと0.1%の優遇金利が継続されます。

*設定したからには解除する理由はないので、そのままほっておけばいいだけです。

優遇金利の判定は毎月1回月末に行われるようです。

利息はいつもらえる?

利息は半年に1度もらえます。

毎年3月31日、9月30日

以下が実際に適応された利息です。

預金金額が少なければ当然少額ですが、メガバンクでは100分の1程度ですので、少し得した気分になりますね

スポンサードサーチ

まとめ

今回は楽天銀行と楽天証券を連携する「マネーブリッジ」についてまとめてみました。

普通金利がメガバンクの100倍である0.10%と圧倒的な金利を得られる優良サービスです。

資産運用を行うには(資産運用しなくても)安全資産で現金を保有することは必須になります。

デメリットがなく、0.10%もの金利が得られるので、安全資産の置き場所としては大きなメリットがあります。

資産の管理方法として最適な方法のひとつですので、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。