(2020年02月16日最終更新)
「投資信託を購入したいけど、多すぎて何を選んだらいいのかわからない」
「日々商品が更新されていて、今オススメの商品を知りたい」
など、投資信託の購入に興味があるけど、「何を選んだらいいのかわからない」方に向けて記事をまとめてみました。
「つみたてNISA」や「iDeco」で購入できる商品は金融庁の調査をクリアしていますので、明らかなぼったくり投資信託は取り扱っていません。
それでも、数多くの商品からなにを選んでいいのかわからなくなりますよね。
まずは、全ての商品選びに共通する重要なチェックポイントを3つ解説し、オススメの具体的商品をご紹介していきます。
「失敗しない!」商品を選んでいますので、参考にしてください。
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目次
3つの重要なチェックポイント
①信託報酬(手数料)が安い
つみたてNISAで購入できる投資信託には、「信託報酬」と呼ばれる手数料がかかってきます。
投資信託は1本で様々な企業や国に分散できる商品ですので、そのためには「委託者」「受託者」「販売会社」に対して報酬(手数料)を支払う必要があります。それが信託報酬になります。
「信託報酬」は、投資したお金から、商品ごとに決まった割合で引かれ続けます。(保有している間ずっとです)。
もちろん手数料ですので、安いにこしたことはありません。
投資信託は購入時も手数料がとられることがありますが、優良なインデックスファンドは買付手数料無料のノーロードファンドになります。
そのため、つみたてNISAを選ぶ時は、ノーロードファンドは当たり前として、手数料に関しては信託報酬をみて比べていくことになります。
②純資産総額の大きさと継続した増加
次にチェックするのが、「純資産総額の大きさと継続して増加しているか」になります。
純資産総額とは、その商品にどれだけお金が集まっているかを表しています。
純資産総額が増減する要因は次の2つです。
①集まった資金を運用することで資産が増える or 減る
②その商品に資金を託す人(投資家)が増える or 減る
純資産総額が大きいということは、安定した運用が可能ということになります。
それだけ資金が集まってくれば、運用会社によってはさらに信託報酬を下げてくれるかもしれません。
また、個人投資家に選ばれるような優良商品であるとの証明にもなりますよね。
ですので、最初の純資産総額だけでなく、経過とともに増加しているかどうかも重要になってくるわけです。
純資産総額については以下のサイトでも解説していますので参考にしてください。
③分配金の再投資が可能
投資信託を運用すると分配金がでます。
「毎月分配型」などの商品は毎月お金が振り込まれることを売り文句にして、分配金のせいで投資元本が増えないため、手数料ばかり高額のぼったくり商品と言われています。
(対面販売で勧められるのは、このように目先のお金で騙されやすい商品が多いそうです)
投資信託で運用した分配金は毎回「再投資」が原則です。
「再投資」することによりどんどん元本が増えていき、運用成績が圧倒的に上がっていきます。
今回紹介する商品は全て再投資可能な投資信託ですので、購入するときは「再投資」を選択するようにしましょう。
④非課税制度のメリットを活かせる投資利回り
つみたてNISAの最大のメリットは、最長20年間の運用利益が非課税になることです。
特定口座では利益に対して20%の税金がとられてしまうことを考えるととても大きなメリットです。
そのため、つみたてNISAで運用する商品は投資利回りの高い(利益が見込める)商品を選ぶことが合理的になります。
投資戦略(ポートフォリオ)に応じた商品選び
この3つのチェックポイントを理解して、つみたてNISAの商品を選んでいくわけですが、自分がどのような投資戦略で望むのかを整理してから購入しないといけません。
これから紹介する投資信託は、全て「失敗しない」優良なファンドだらけです。
ですので、この商品のなかで優劣をつけるよりも、自分の投資戦略として、どのような商品をどのような割合で保有するかを決めることが重要です。
いわゆる「ポートフォリオ」を決める必要があります。
「株式100%」なのか、「債券も組み入れるのか」、「全世界分散」なのか、「米国だけ」なのか、などですね。
ポートフォリオを決めてしまえば、これから紹介する商品を参考に、その割合で購入して積立するだけです。
ポートフォリオに関する詳しい内容は以下のサイトを参考にしてください。
このようにまずは全体の投資戦略を決めて具体的な投資信託を選んでいきます。
それではこれから、具体的な失敗しない優良ファンドを簡単にご紹介します。
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1本で全世界に分散!初心者にオススメの全世界株式投資
まずご紹介するのが、全世界の株式に連動するインデックスファンドです。
たった1本で、全世界の株式に分散投資できるので、投資利回り(リターン)を期待できるだけでなく、1つの国に集中しないことでリスクも分散できる考えです。
下の図でわかるように、株式は200年以上にわたり、右肩上がりで成長してきています。
日本のように、バブルの株価を超えられない国はありますが、世界全体では常に成長しているわけです。
難しいこと考えずに、投資利回りが期待でき、たった1本で世界に分散できる投資信託がほしいという方にオススメの投資信託が今回紹介する3つの商品です。
・楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天VT)
・eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
・eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
この3つを先ほどのチェックポイントを参考にしながら比較してみます。
ファンド名 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) |
設定日 | 2017/09/29 | 設定日2018/10/31 | 2018/03/19 |
資産クラス | 全世界株式 | 全世界株式 | 全世界株式 |
対象インデックス | FTSE Global All Cao Index | MSCI ACWI Index | MSCI ACWI Index(除く日本) |
購入手数料 | 0%(ノーロード) | 0%(ノーロード) | 0%(ノーロード) |
信託報酬 | 0.222% | 0.1144% | 0.1144% |
純資産総額 | 337.02億円(2020/2/3) | 150.79億円(2020/2/4) | 131.85億円(2020/2/5) |
主な販売会社 | 楽天証券、SBI証券 | 楽天証券、SBI証券 | 楽天証券、SBI証券 |
全て信託報酬は低コストになっていて、純資産総額も高額ですね。
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)だけは、全世界から日本を除いていますので、若干目的が変わってきます。
日本の将来に不安があったり、日本に働いている限りは日本に依存していますし、日本の資産は別にあるなどの理由で投資信託では保有したくない場合はこちらを選ぶのがいいかと思います。
しかしこの3つとも超優良ファンドになりますので、ここまでくると好みでもいいかもしれません。
どれも「失敗しない!」商品には該当します。
この3つについては以下のサイトでさらに詳しく解説していますので、参考にしてください。
初心者はこれ1本で十分!オススメの全世界株式(2020年版)
最も安定した値上がり!米国株投資
米国株投資は、先ほどの全世界株式に比べて分散投資できないため、リスクが高い印象があると思います。
しかし、全世界の株式の55〜60% 程度は米国が占めています。つまり、全世界株式に分散しているつもりでも、米国にほとんど左右されるということになります。
それほど米国の株式の影響が強いのですが、実は米国単体の株式の変化のほうが高いリターンが狙えると言われています。
もちろんこれまでの実績からですので、今後はどうなるかわかりませんが、それほど堅調で投資利回りが高いので、リスク資産である株式100%は米国1本で運用したほうが合理的と考える方々が多いのも納得できます。
この米国の株価指数がどれほど堅調に成長しているかを以下の図で確認してください。これはS&P500という指数ですが、150年ほど前からも右肩上がりで成長しているのがわかります。米国の株式市場の豊かさを物語っていますよね。
そして、全世界株式のインデックスファンドに比べ、米国株式のインデックスファンドのほうがさらにコストが抑えられているので、リターンが狙いやすいことが人気の理由です。
そんな米国の株式市場を丸ごと購入できるオススメのインデックスファンドを3本ご紹介します。
・eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
・楽天・全米株式インデックス・ファンド
・SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
<基本情報>
ファンド名 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 楽天・全米株式インデックス・ファンド | SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド |
設定日 | 2018/07/03 | 2017/09/29 | 2019/09/26 |
資産クラス | 米国株式 | 米国株式 | 米国株式 |
対象インデックス | S&P500 | CRSP U.S. Total Market Index | S&P500 |
購入手数料 | 0%(ノーロード) | 0%(ノーロード) | 0%(ノーロード) |
信託報酬 | 0.0968% | 0.162% | 0.0938% |
純資産総額 | 552.48億円(2020/2/5) | 835.91億円(2020/2/5) | 162.56億円(2020/2/5) |
主な販売会社 | 楽天証券、SBI証券 | 楽天証券、SBI証券 | SBI証券 |
楽天・全米株式インデックス・ファンドだけは対象指数が違い、大企業だけでなく中小企業も含む4000社に投資できる点が特徴です。
どれも超低コストで、純資産総額も全世界株式の3商品よりも高額ですね。
どれも「失敗しない!」商品には当然該当します。
この3つについては以下のサイトでさらに詳しく解説していますので、参考にしてください。
安定の成長!米国株式投資ー3つのオススメ商品(2020年版)ー
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先進国株式をまとめて購入できる優良ファンド
これまでは、全世界株式を1本で購入できる商品と米国株式に連動した商品をご紹介してきました。
米国株式だけでは分散されていなくて不安、先進国全てに投資したいという場合にオススメの投資信託をご紹介します。
以下のように自分でポートフォリオを組み合わせるために購入している方も多いと思います。
今回は低コストで人気も高い3つの優良商品をまとめてみました。
(*全て日本は除かれています)
・eMAXIS Slim先進国株式インデックス
・<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
・たわらノーロード先進国株式
<基本情報>
ファンド名 | eMAXIS Slim先進国インデックス | <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | たわらノーロード先進国株式 |
設定日 | 2017/02/27 | 2013/12/10 | 2015/12/18 |
資産クラス | 先進国株式 | 先進国株式 | 先進国株式 |
対象インデックス | MSCIコクサイ・インデックス | MSCIコクサイ・インデックス | MSCIコクサイ・インデックス |
購入手数料 | 0%(ノーロード) | 0%(ノーロード) | 0%(ノーロード) |
信託報酬 | 0.10615% | 0.10989% | 0.10989% |
純資産総額 | 838.38億円(2020/2/6) | 1635.24億円(2020/2/6) | 506.71億円(2020/2/6) |
主な販売会社 | 楽天証券、SBI証券 | 楽天証券、SBI証券 | SBI証券 |
先進国株式インデックスファンドは、設定日が比較的古いものが多く、純資産総額は圧倒的な安定感ですね。
同じ指数のため、信託報酬が最安値のeMAXIS Slim先進国株式インデックスの人気が高く、純資産総額も急成長してきました。
しかしこの3つとも超優良ファンドになりますので、どれも「失敗しない!」商品には該当します。
この3つについては以下のサイトでさらに詳しく解説していますので、参考にしてください。
おすすめの先進国株式インデックスファンド3選(2020年版)
成長に期待!新興国株式インデックスファンド
先進国の人口減少(労働力と消費力低下)が懸念され、新興国の人口ボーナスがまだ続いていることからも、長期的には新興国の成長を期待した新興国株式投資に興味がある方も多いと思います。
株式市場は先進国のように安定していませんが、新興国株式インデックスファンドも信託報酬が値下がりして購入しやすい商品がでてきています。
そんな新興国に投資できるインデックスファンドのおすすめ商品は以下の3つになります。
eMAXIS Slim新興国株式インデックス
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド
SBI・新興国株式インデックス・ファンド
<基本情報>
ファンド名 | eMAXIS Slim新興国インデックス | <購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド | SBI・新興国株式インデックス・ファンド |
設定日 | 2017/07/31 | 2017/10/13 | 2017/12/06 |
資産クラス | 新興国株式 | 新興国株式 | 新興国株式 |
対象インデックス | MSCI Emerging Markets Index | MSCI Emerging Markets Index | FTSE Emerging Index |
購入手数料 | 0%(ノーロード) | 0%(ノーロード) | 0%(ノーロード) |
信託報酬 | 0.2079% | 0.2079% | 0.196% |
純資産総額 | 257.94億円(2020/02/07) | 14.95億円(2020/02/07) | 31.93億円(2020/02/07) |
主な販売会社 | 楽天証券、SBI証券 | 楽天証券、SBI証券 | 楽天証券、SBI証券 |
新興国株式インデックスファンドは、先進国株式インデックスファンドに比べると信託報酬もやや高く、純資産総額も低めですね。
今回は3選としましたが、どうしても「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」に軍配があがりますね。
この3つについては以下のサイトでさらに詳しく解説していますので、参考にしてください。
成長に期待!新興国株式インデックスファンド3選(2020年版)
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日本株式にも投資したい!おすすめのインデックスファンド
国内株式への投資としては、「人口の減少」「超少子高齢化」「企業のグローバル化の遅れ」などの不安材料から、積極的にすすめていない専門家もいます。
しかし、日本に住んでいるからこそ国内株式への投資が行い安く、為替リスクも考えなくていいメリットもあります。
また、世界でみても日本は米国に続く2位の株式市場です。
このようなことから日本株式へ投資を考えている方も多いと思います。
今回はこの「TOPIX」に連動している優良な「国内株式インデックスファンド」を3つご紹介したいと思います。
eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
<基本情報>
ファンド名 | eMAXIS Slim国内株式(TOPIX) | <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド | 三井住友・DCつみたてNISA・日本株式インデックスファンド |
設定日 | 2017/02/27 | 2015/04/27 | 2011/12/09 |
資産クラス | 日本株式 | 日本株式 | 日本株式 |
対象インデックス | TOPIX | TOPIX | TOPIX |
購入手数料 | 0%(ノーロード) | 0%(ノーロード) | 0%(ノーロード) |
信託報酬 | 0.154% | 0.154% | 0.176% |
純資産総額 | 140.93億円(2020/02/11) | 275.01億円(2020/02/11) | 328.05億円(2020/02/11) |
主な販売会社 | 楽天証券、SBI証券 | 楽天証券、SBI証券 | 楽天証券、SBI証券 |
国内株式だけではありませんが、ライバル会社がいると日々低コストに向けて努力をしてくれます。
この3つについては以下のサイトでさらに詳しく解説していますので、参考にしてください。
国内株式インデックスファンドのおすすめ3選!(2020年版)
資産を安定化!おすすめの国内債券インデックスファンド
自分のポートフォリオにリスク資産ばかりではなく、安全資産を組み入れることで、リターンを期待したままリスクを軽減することができると言われています。
日本に住んでいる限り、為替リスクのない日本債券が最も「安全資産」とされています。
今回はそんな安全資産である「国内債券インデックスファンド」を3つご紹介したいと思います。
eMAXIS Slim国内債券インデックス
<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド
たわらノーロード国内債券
<基本情報>
ファンド名 | eMAXIS Slim国内債券インデックス | <購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド | たわらノーロード国内債券 |
設定日 | 2017/02/27 | 2015/01/29 | 2015/12/18 |
資産クラス | 日本債券 | 日本債券 | 日本債券 |
対象インデックス | NOMURA-BPI総合 | NOMURA-BPI総合 | NOMURA-BPI総合 |
購入手数料 | 0%(ノーロード) | 0%(ノーロード) | 0%(ノーロード) |
信託報酬 | 0.132% | 0.132% | 0.154% |
純資産総額 | 85.25億円(2020/02/12) | 83.37億円(2020/02/12) | 132.43億円(2020/02/12) |
主な販売会社 | 楽天証券、SBI証券 | 楽天証券、SBI証券 | 楽天証券、SBI証券 |
資産を安定化させる「国内債券インデックスファンド」はこの3つであれば「失敗しない」商品であるといえます。
この3つについては以下のサイトでさらに詳しく解説していますので、参考にしてください。
資産を安定化!おすすめの国内債券ファンド3選(2020年版)
たった1本で分散投資もほったらかし投資も可能!おすすめのバランスファンド
バランスファンドは自分でポートフォリオを組み合わせるのも大変、年に1回のリバランスも行いたくないという、投資初心者や時間をかけたくない方にオススメの投資商品です。
最初に決めた商品を保有し続けて、積立を自動で続けるだけなので、最も簡単な投資戦略になります。
「コストが割高」「投資の勉強にならない」などデメリットもあるため、投資好きな専門家やブロガーにはあまり勧められませんが、最近は優良な商品も増えてきて、オススメできるようになってきました。
今回はそんなバランスファンドのおすすめ商品を2つご紹介したいとおもいます。
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)
<基本情報>
ファンド名 | eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型) |
設定日 | 2017/05/09 | 2018/07/20 |
資産配分 | 株式:37.5%(国内株式:12.5%、先進国株式:12.5%、新興国株式:12.5%)
債券:37.5%(国内債券:12.5%、先進国債券:12.5%、新興国債券:12.5%) REIT:25%(国内リート:12.5%、先進国リート:12.5%) |
株式:70%
債券:30%
|
購入手数料 | 0%(ノーロード) | 0%(ノーロード) |
信託報酬 | 0.1512% | 0.2376% |
純資産総額 | 468.90億円(2020/02/14) | 26.83億円(2020/02/13) |
主な販売会社 | 楽天証券、SBI証券 | 楽天証券、SBI証券 |
人気でオススメの商品を比較してみましたが、「バランスファンド」は投資戦略がそれぞれ違うので一概には比較しにくいですね。
バランスファンドのメリット/デメリットや、この2つの商品については以下のサイトで詳しく解説しているので参考にしてください。
全てお任せ!?バランスファンドのおすすめ2選(2020年版)
購入窓口はネット証券1択!オススメの証券口座
今回ご紹介した投資信託は、すべて低コストで優良な商品になっています。
しかしこれほどの商品が存在していても、多くの証券口座(多くの対面式証券会社、銀行など)では取り扱っていないことがあります。
手数料を取りたい営業マンとしては優良商品ほどオススメできないのですよね。
そんなこともあり、投資信託の購入は手数料が最安値の「ネット証券」の1択しかありません。
そんなネット証券でも、「楽天証券」と「SBI証券」から選べば間違いありません。
この2つであれば、全て優良商品を取り扱っていますし、手数料も最安値、そして大手の安心感と使いやすさがあります。
口座の開設は、誰でも様々な証券会社から開設できる「特定口座」だけでなく、一人1口座のみ開設できる「つみたてNISA口座」もあります。
まずは国の優遇制度を利用できる「つみたてNISA」口座から開設して、非課税で投資信託を運用していくことをオススメします。
楽天証券
投資信託を購入するのであれば、楽天証券が最もオススメできます。
実はあとで紹介する「SBI証券」は、「楽天証券」と遜色がないほどの手数料の安さと利便性です。
それでも「楽天証券」を一番に勧めるのは、
投資信託を楽天カード決済で購入した場合、購入額に応じて楽天ポイントが1%自動的につくからです。
これはとんでもないサービスですね。(ポイントがつく上限額は50,000円/月です)
仮に毎月3万円分購入したとして、値動きがなかったとしても、3万円の1%である300円はポイントで儲けることができたことになります。
楽天ポイントは使い道が幅広く、現金みたなものなので、使えないことはありません。
詳しくは楽天証券のホームページで確認してみてください。
私も楽天証券でつみたてNISAを購入しています。(もちろん楽天カード決済です)
SBI証券
次にオススメするのがSBI証券です。
SBI証券はネット銀行でNO1の実績があり、口座管理手数料もサービスもトップクラスです。
楽天証券と比べられないくらいですが、楽天カードのパワーが強すぎるため、2番目にオススメになっています。(ちなみに一般NISAや米国株ETFの購入にはSBI証券をオススメしています)
私の妻は「一般NISA」を利用していますので、SBI証券で口座を開設しています。
こちらもSBI証券のホームページで確認してみてください。
まとめ
今回は2020年版のオススメ投資信託を種類毎にまとめてみました。
数年前に比べて、コストも劇的に低コスト化してきていて、とても魅力的な商品が増えてきました。
投資戦略を考えたら、ただ優良商品を選んで購入するだけです。
今回ご紹介した商品は「失敗しない!」優良商品だけになりますので、投資信託の購入を考えている方は検討してみてください。
少しでも参考になれば幸いです。