今回は資産運用に関するとても有益な書籍をご紹介します。
実用書であり、自己啓発である、普遍的な名著です。
ご存知の方も多いかもしれませんが、何年も前にベストセラーになり、今だに名著として売れているロバート・キヨサキ著の「金持ち父さん貧乏父さん」です。
この本を読むと、看護師(誰でも)が「資産運用」するための、細かい技術ではなく、基礎となる大原則を学ぶことができます。
なぜ、看護師など医療職にもおすすめの書籍なのかも含めてご紹介したいとおもいます。
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金持ち父さん貧乏父さん:ロバート・キヨサキ著
今回ご紹介する書籍です。
2000年に初版が発売され、日本でも大ベストセラーになった書籍です。
中身の薄いマネー本はその都度注目されたとしても、20年経っても売れ続けているマネー本はほとんどありません。
実際に大富豪、経済的自由になるような人々の考え方に当てはまるものなので、これ以上のことはいらないのかもしれませんね。
2013年に改訂版が発売され、より現代に当てはまり、さらに不要な場所が減ったので読みやすくなっています。
私は改定前と後で読んでいるのですが、やはり改訂版のほうが読みやすく実用的だと思います。
話のあらすじは、主人公である著者が子供の頃に、実の父親であり、教育者で学歴もあるがお金に対する知識が少ないためにお金に働かされている「貧乏父さん」と、友人の父親であり、起業しながらお金に関する知識を学び続けて、著者にお金について教育してくれていた「金持ち父さん」からの教えを引き合いにしながら語ってくれる内容です。
ストーリーになっている場面も多く読みやすく、お金に関する考え方としては知らない方は目には鱗の内容であると思います。
もちろん学校では習わない内容です。
日本でもあてはまるところからも、原則を語ってくれていることが十分理解できるとおもいます。
なぜ看護師(医療関係者)に重要な書籍なのか
なぜ金融関係者でもない看護師が読まないといけないのでしょうか?
看護師や医療職関係者は比較的給料が安定していて、人生設計が立てやすい職業だと思います。
看護師は特に転職もしやすく、夜勤も行えば同年代の方よりずっと給料は多いですよね。
しかし、高給取りの医師ですら資産が足りずに、お金に働かされている人も多いです。
職場に貧乏くさい、けち臭い医師はいませんか?
それは、お金に関する知識が圧倒的に少ないからだと思います。
医療職は特にマネーリテラシーが足りないと言われていて(勉強もしてこなかったですしね)、社会人でのお金の貯め方・使い方がよくないからと言われています。
「年もとって夜勤やめたいけどお金が足りなくなるからやめられない」
「やりがいよりも給料が高いところで働きたい」
「ついつい給料が出ると使ってしまっていて、資産とよべるものがない」
病院で働いているととても実感できる内容だと思います。
私のまわりにも、「家のローン」「子供の教育費」などなどで、お金のために働いているスタッフは山ほどいます・・・
こうならないためにも、こんな考えから脱するためにも、とても重要な考えが学べる書籍です。
医療の知識しかなく、金融の知識が全くない方でも理解できる内容であることもうれしいです。
(中高生でも理解できるかもしれませんし、むしろ若い時に読んでおきたい本です)
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金持ち父さん貧乏父さんから学べること
とても読みやすく、熱量を感じる書籍なので実際に読んで理解してほしいのですが、特に私が好きな場所だけご紹介します。
「金持ちは資産を手に入れる。
中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む」
「資産は私のポケットにお金を入れてくれる
負債は私のポケットからお金をとっていく」
これだけ見た方は「???」となるかもしれませんが、この考え方を理解できると、とてもお金に自由になれると思いますし、今後の生活で注意すべきところがわかってきます。
以下のような図で実例をふまえて説明してくれています。(小さくて見にくいかもしれないので、図をクリックすると拡大します)
ほとんどの医療従事者は右下の中流の人のお金の流れになっていると思います。
「住宅購入がダメ」とかそういうことだけでなく、お金の動きをこのようなシートに照らし合わせて、自分に資産があるのか、資産がないとどれだけお金に影響される人生をおくってしまうのかがわかります。
考え方が変わらないと、いくら給料が上がっても、支出を増やすか、負債を増やす(高い家や車を購入)だけで、いつになっても経済的自由になれないということです。
比較的給料の安定している医師や看護師が経済的自由になっていない理由はこのようなお金の流れを理解せずに、負債にお金をかけていることがわかったときはすごい納得がいきました。
(私も給料あがれば、住宅ローンや車はどうにかなると思っていたので・・)
もちろんこれ以外にもとても重要な考え方を教えてくれる本ですので、是非自分で読んで、自分で考えることを実感していただきたいと思います。
実践・実体験
私は不動産は行ったことはありませんが、株式や投資信託は行っています。
ただ株式を持てばいいわけではありませんが、「金持ち父さん〜」やその他の書籍で学んだことを活かした貯蓄法を以下のサイトに掲載していますので、興味があれば参考にしてください。(少し恥ずかしいくらい夫婦のお金の流れを紹介しています)
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まとめ
お金に関する実用書としては名著として20年近く売れ続けている「金持ち父さん貧乏父さん」を紹介させていただきました。
医療従事者である私たちもすぐに理解できる内容で、学校では教えてくれないお金の考え方を学べるとても有意義な書籍になっています。
「気楽に」仕事を楽しむためにも、お金には困りたくないですよね。
まだみたことがない方は是非一読することをおすすめします。
私は改定前も含めて数回読んでいます。
“【看護師の資産運用】おすすめ書籍:金持ち父さん貧乏父さん” への1件のフィードバック