循環器のオススメ書籍3選!初心者、学生だけでなく臨床でも有用!

「循環器疾患を学びたいけど書籍が多すぎてわからない」

「まずはどこから勉強したらいいんだろう・・・」

勉強しようと思っても、専門書が多すぎてどれを買ったらいいのか、読んだらいいのか、そこでつまずいちゃいますよね。

実際買ってみても、わかりにくかったり、失敗したりすることもあるかもしれません。

今回は「循環器」をテーマとしたオススメの書籍を3つ選んで紹介したいと思います。

15年近い理学療法士人生で、ICUや心臓リハビリを経験しながら無駄な本も何冊も購入、読んでみて、本当に便利であった書籍にしぼりました。

理学療法士だけでなく、看護師などコメディカル全般に共通する「循環器」に対する本ですので(運動療法や心臓リハビリの内容は紹介しません)、是非参考にしてください。

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循環器を学ぶオススメの流れ

まず書籍を紹介する前に、勉強するにあたってオススメの流れをご紹介します。

いきなり「疾患」「専門書」から入るのはオススメしません。

疾患を調べるとその疾患の病理や基準値、治療法などが記載されていると思いますが、そこを眺めても「循環」の基礎がわからないと応用が効かないですし、本質を理解できません。

本当に重要なのは、血液が体を循環するということ、心臓がどれほどの働きをしているかということ、循環がどうなったら危険なのかということを、おおまかでもいいので理解しておくことが重要です。

そこがわかってくると、疾患の理解が深まりますし、それに対する治療法や薬剤、アセスメントが行えるようになります。

何より、難しくて面白くない専門書から入ると嫌になってしまうだけですからね。

1つ目の書籍はそういう意味では本当にオススメできる書籍ですので、見たことない方は読んでみてください。

オススメの書籍3選

ここで紹介する本はどでも有名な本ですが、とてもわかりやすくまとまっていますので全てオススメです。

Dr.竜馬のやさしくわかる集中治療「循環・呼吸編」

一番最初にオススメする書籍は、LDS Hospitalの田中竜馬先生の書籍です。

集中治療領域の講演もよくされていて、わかりやすい講義で大変人気の先生です。

書籍もとてもわかりやすく、特に呼吸器内科と集中治療が専門なだけあって、人工呼吸器の書籍もとてもわかりやすいです。

今回は、田中先生のなかでも、循環について理解しやすい以下の書籍をご紹介します。

この書籍は、研修医の先生と、田中先生が症例を通して、疾患、循環、呼吸などについて学んでいく内容です。

ストーリー立てで読みやすいだけでなく、しっかり疾患を通して循環や呼吸の知識が学べますので、ただの知識本ではなく、原理がわかる書籍です。(敗血症から循環を学んでいく筋立てもこの書籍が初めてで、こんなに読みやすいのかとびっくりしました。)

本当に説明の仕方、ストーリーの組み立て方が他の書籍と逸脱していて、目から鱗の内容です。

この本で、重要な疾患や循環の理屈を学んでから、臨床にでたり、他の書籍を読むと、原理がわかってくるのでとても理解しやすいです。

ちなみに、田中先生の書籍は他もとてもオススメで、同シリーズの「内分泌・消化器系」も面白いですし、人工呼吸器に関しては、病態と呼吸器の設定や波形などもわかりやすく理解できるので、臨床に応用できるとても勉強になる本ですのでオススメです。

病気がみえる 循環器  Vol.2

やっぱり外せないのか、「病気がみえる」シリーズの循環器版ですね。

このシリーズは全部あっても無駄ではありません。

先ほどの田中先生の書籍と違って、項目ごとにまとまっていて、ある程度循環について理解してから循環や検査、病態把握について確認するのに最適な本です。

絵を多めに、わかりやすいをコンセプトにしているため、検査も病態もとてもわかりやすくまとまっています。

しかし、ストーリー仕立ではなく、読み続ける本というよりは、必要な時に検索して確認することに向いている本だと思います。

もちろん、病態だけでなく、循環の基礎や循環図なども記載されているので、学生の勉強にも最適ですね。

実践!離床完全マニュアル

最後に、離床全般に役立つ本として、循環だけでなく、それ以外のアセスメントもうまくまとまっている書籍の紹介です。

早期離床が必要とされている昨今、安全に離床を行うために必要な知識、ポイント、コツをわかりやすい図とともに解説されています。

「離床研究会」として多くのセミナーを行いながら、第2班とアップデートされ、よりわかりやすくなっています。(私も何種類いったかわからない良質なセミナーです)

循環だけでない点も重要なポイントです。

看護師や理学療法士などが、日々のケアや離床、運動を行うにあたり、循環だけではリスク管理ができません。

この書籍は循環だけでなく呼吸や腎臓、薬物療法、アセスメントなど、ケアや離床するための総合力を身につけてくれますので、これまでの書籍以上にすぐに臨床につかえるポイントが網羅されています。

同じ研究会が発行しているシリーズとして、「脳卒中」バージョンでは、離床の中でも特徴的な脳疾患の看護やリハビリについて学べますし、「フィジカルアセスメント」に特化した書籍も発行されています。

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まとめ

循環に関連する書籍は数えきれないほど発行されています。

私も数多くの書籍を購入したり、図書館で読んだりしましたが、今回ご紹介した3つは、特に参考になり、手元でなんども見返す良書です。

しっかり、理解して書籍を読むことで、臨床に活きていきます。

臨床に直結しそうな書籍を選びましたので、少しでも参考になれば幸いです。