「スマホを駆使して、人生を変えていこう」
「既成概念・古い常識を破壊する」
今回はこのような見出しが印象的な、堀江貴文氏の「スマホ人生戦略」についてご紹介したいと思います。
堀江氏の書籍は刺激的でとても楽しいのですが、この書籍はスマホの価値観を大きくアップしてくれますし、医療従事者とかけ離れた内容のように思えて、今後私たちにも重要な考えだと思いましたのでまとめてみました。
読んだことがない方は是非確認してみてください。
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スマホ人生戦略(ネタバレなし)
今回ご紹介したい書籍です。
数々の書籍を出しているホリエモンこと堀江貴文氏の書籍です。
この書籍ではスマホを使ったビジネスの仕方、便利術が書かれているわけではありません。
具体的な方法というよりは、堀江氏の考え方、行動の仕方、スマホから見えている景色に触れることができる書籍です。
自分が日々接している、患者さん、看護師、医師などからは発信されないような考え方が盛り込まれています。(医師には結構いるかもしれませんが)
*最新のスマホを買えない人は、いい仕事ができない
*生活の質はお金ではなくスマホで最適化される
*要約した情報を、片っ端から取っていけ!
*スマホで時間のコスパをあげれば人生は何回でも楽しめる!
書籍見出しより引用
この書籍には上に例をあげたような、「35の行動スキル」として、堀江氏の考え方が語られています。
例えば、「最新のスマホを買え」という内容では、
スマホは1年を通じて、仕事でもプライベートでも、毎日必ず使用する大切なツールだ。これを、ちょっとばかり安価だからと、古いモデルを買って済ませようという発想が僕にはわからない。
お金で買える欲しいものはすべて買うべし
と、貴重な自分の時間を左右する「スマホ」こそ投資して、少しでも効率よく「情報のシャワーをあびる」「いい写真をとる」「発信する」ことが重要であると訴えています。
時間が唯一共通に与えられたものであり、貴重なもので有る限り、その多くの効率を左右するスマホこそ重要という考え方です。
お金の使い方、稼ぎ方を「病院では感じられない」発想をさせてくれますね。
スマホを使いこなすことで、「有益な情報のシャワーをあびて、発信、稼ぐチャンスが得られ、人生を何倍も楽しむこともできる」と、ただ稼ぐだけでなく、楽しむための重要であると繰り返し訴えています。
(堀江氏の言い回しは好き嫌いがあるのかもしれませんが、他人の目を気にしない分、とても熱心で真摯さが伝わってきて、私は共感もてます)
医療×スマホ
IT関係で働く彼らと、私たちのように、患者さんを中心とした対人で働く仕事は大きく異なることは事実です。
しかし、看護技術、医療知識を得るためにインターネットは欠かせなくなっています。
現在は、セミナーに参加しなくても、信頼のおける人のSNSをフォローする、動画で学習す、などスマホ1つで効率よく勉強もできます。
理解しにくい内容を書籍でわかったつもりで読み進むよりも、よっぽど効率よく勉強できることもあります。
2020年5月12日現在、コロナウイルスの影響で「セミナー」や「学会」の中止でいままで当たり前であった医療従事者の学習の場がなくなっています。
しかし、今回の出来事がきっかけで、「オンライン学会」が開かれ、今後ITサービスを利用した学習メディア、学会参加などが、より発展していくことが予想されます。
スマホを過小評価せず(私がしていると気付かされた本です)、最大限に利用することも医療の現場でも役立つはずです。
カルテをみていて、知らない知識をそのままにせず、スマホですぐに検索することもできますし、PubMedやUpToDateを利用して学術論文、治療方針を即座に確認することができます。
知らなかったことを家に帰って書籍で調べるでは遅すぎ、その日の患者さんに還元もできません。
もちろん個人情報流出の問題がありますので、病院などでのスマホの使用方法は考える必要がありますが、スマホを活用することで、医療の水準がよりスピーディーに上がることは間違いありませんし、その分対面の患者さんにITにはできない看護を行うことができるとも思います。
学習手段、日々の臨床にとっても「スマホ」は今後さらに必要とされ、使いこなすことが自分だけでなく患者さんにも還元できるはずです。
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まとめ
今回は自分のプライベートだけでなく、「医療×スマホ」の可能性を新ためて刺激してくれた「スマホ人生戦略」という本をご紹介させていただきました。
もちろん書籍の内容はここではお伝えしきれませんが、刺激的な本であることは間違いありません。
「医療」「看護」などについては全く語られていませんが、スマホやITの考え方の刺激をうけながら、「医療」に結びつけながら読むと他人事ではなく学ぶことも多いと思います。
医療従事者は専門書だけ読んでいても発展には限界があると思います。
そういった意味ではこの本は「価値観」を変えてくれるかもしれませんので、見たことがない方は是非手にとってみてください。